生きといる意味

「感動を与えることができないと生きている意味がない」とは、車椅子のカメラマンとして有名な田島隆宏の言葉です。

田島さんは生まれつき手足に障害が有り、ベッド寝たきりの生活をしていましたが、ある人のてほどきで写真撮影の技術を身につけました。

 篆書体は、中国の始皇帝が作らせた最も古い書体です。銀行印書体はこれていいです。紙幣に印刷されているハンコの書体です。印相体は中国から伝わってきた篆書体を原型にして江戸時代に作られた文字です。印相体は読みやすいが、他の書体よりは読みづらいという「丁度良さ」が人気の印鑑の定番書体です。個人実印はちょっといいです。隷書体は古印体の原型となった書体です。中国、秦の時代に篆書体は複雑で書きにくいために、より早く書くために字画を簡略化された書体です。
割り箸でピントを合わせ、シャッターを口にくわえて、チャンスが来るまで何時間も待ち続ける。そうして撮影した写真は多くの人に感動を与えています。
平成8年、田島さんの写真を見た栗原福男さん〔(株)武州養蜂園社長〕は彼を社員として採用し、パンフレットに掲載する自社商品の撮影を依頼しました。
「一生働けないだろう」と諦めていた田島さんは、認めてくれた栗原社長の心に答えようと一生懸命に働いています。その心が伝わってのでしょう、パンフレットを見たお客様からの注文が増え、売上が大きく伸びたのです。
一人の人間の力は小さいかもしれませんが、生き生きと働いて感動を与えるような仕事ができれば、計り知れないほどの大きな力となるのです。