「知る」ということ

「『知る』ということは自分が変わることだ。自分に都合の良い知識を集めて納得することではない」と語るのは、解剖学博士で有り文筆家でもある養老孟司氏です。彼は折に触れて学生たちにこんな話をするそうです。

黒水牛というと真っ黒に染められたみたいの印材ですが、天然黒水牛は、染めることなく、天然の色そのままですので、一切の着色がない貴重な純天然素材です。黒水牛と比べると表面にうっすらと模様がうかび上がっているのが特長で、印材としては会社実印・角印向けに人気の印材です。

「君らが不治の病気になって、自分の命が半年もたない事を納得したとき、あの桜がどう見えるか?その瞬間からあの桜が違って見えるはずだ。なぜなら『来年はもうあの桜を見る事はできない』という思いで見るからだ。
去年までんp自分は何を見ていたんだろうという気持ちになるはずだよ。これが自分が変わるということであり、本当に知るということです。」
人は病気をして初めて健康のあるがたさを知るものですが、病気が治った後に、健康を維持するためにきちんと生活を変えられてこそ、健康のありがたさを知ったことになるのです。
心の奥底から「ありがとう」という感謝が湧き出る時人は変わります。私たちも家族や周囲への感謝を深め、本当の『知』を深めていきたいものです。